2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

の外へ出てみると

他国のいわゆる「主要都市」と、伊国のいわゆる「主要都市」の間には隔たりがあるような気がする。その国において「主要」であるからして、言葉的にはぜんぜん間違ってないのだが、それにしたって同じ言葉が指し示すモノに、こんなに開きがあってよいものだ…

誰と?どこへ?

なにがどうというわけではないのだが無性に疲れ→家に籠り→籠りすぎて外に出たくなるのだが→誰と?どこへ?行ったら楽しいのやら→思いつかず家に籠る...。こゆのをきっと世間では「テンションが低い時期」というのでしょう。 それ以前に。(自慢ですが)私は…

EATERのサイト

「発作的にフト思い出してかつて知り合いだった誰かの名前を検索エンジンに入れてみる」という明るくない作業をしてしまつた。しかしおかげで地引雄一さんと何年かぶりに連絡をとることができた。彼は「テレグラフファクトリー」というレーベルをもっていて…

Eureka Street

伊国脱出のお供に購入。著者は北部アイルランドのベルファスト生まれ。うん、よさそげ。 できうることならエイゴでよみたい。が。 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

バッド・エデュケーション

やっとみましたペドロ・アルモドバルの最新作。といっても去年のカンヌに招待されていたからもうしばらく前のことになりますが。そういえば彼は、スペイン映画芸術科学アカデミーを脱会したと聞いたが、その後どうしたのだろう。してこの映画、つまらなくは…

IL SENSO DELLA FRASE

読了。タイトルをベタに訳すと「言葉のセンス」とでもなるのかな。 小説冒頭:スキーはできない、テニスもできない、泳ぎもそれほど、でも僕には"Senso della frase"がある。 というタイトル通り、小説全体の言葉遣いがとても楽しい。ただ異国人には、そのぶ…

まだ揺れている。

イタリアの政界。先日、この日記をつけた翌日に、ベルルスコ"ニーニ"は辞表を出し、チャンピ大統領はそれを受けて彼に新たな組閣リストの提出を言い渡し、いまそのリストがあがってくるのをみんな待っているのか、待っていない(観たくない聞きたくない)か…

首相のお粗末と新法王

大きなニュースがありました。まず、先日の統一地方選挙での中道右派・連立与党(フォルツァ・イタリア/アレアンツァ・ナツィオナーレ/レーガ・ノルド)の大敗を受け、また、15日、そもそもは4党で構成されていた連立与党からキリスト教民主中道連合とい…

ひさしぶりに

ニポンの小説を読んでえぐえぐと大泣きしてしまつた。なにを読んだかはさておき。素朴な/まがってない/ストレートなコトバというのに、つい泣かされてしまうことが多いのは、わたしが、ゴテゴテと/屈折した/いくじなしだからだろうか。などとおもう。 そ…

の男は弱い

4月8日からの続き。友人P(雄)によれば、伊国の「カカア天下」は決して見た目だけではないという。「なんで、そうなっちゃうのか」というわたしの素朴な質問に対して、彼は大枠、4つの応えをくれた。 1. 歴史的背景-そのいち 伊国において女性が自分で自…

京極夏彦一気読み

現実逃避モードに入ると、以前は「漫画一気読み」攻撃に出ていたのだが、ここでは「ちょっと自転車で貸本屋へ」とか「夜の散歩がてら漫画喫茶へ」てなわけにはもちろんいかない。それでわたしはニポンへ帰るたびに、京極本を1〜2冊づつ荷物に無理矢理入れ…

Uomo senza sonno

を観なければいけない。わたし好みの細身の男が出ているという。 観なきゃ。でもどこにそんな時間が?

Blonde Redhead

のライブに逝つてきた。途中で眠つてしまう。観客を観る。伊国人にはリズム感のないひとが多いとおもう。3拍子の曲にあわせてカラダ4拍で揺らして気持ちわるくはないのか。船酔いしないのか。ある意味、器用だ。 舞台映えしないボーカルというのは、気の毒…

の女は強い

街へ出るとたまに「カップルの喧嘩」をみかけます。伊友人たちと出かけるとたまに「カップルが喧嘩」をはじめます。伊男友人と出かけると、その友人のもとにたまに「彼女から怒りの電話」がかかってきます。そういうとき、ときどき、いや結構な頻度で「筋の…

音声つき溜息

「ハーッ」という呼気だけでなく「あ〜あ」と口に出して溜息をついてしまう。ぢんせいに疲れましたw。飲んで騒いだところで ぢんせい は消えない。醒めればホラまたそこに。いつも通りに。

の代わりに謝罪

「ええ、本当にもうどうしようもない国で。すみませんねぇ」。 という言葉を今まで何度口にしたでしょう。ニポンから伊国を訪れる人は多くのものを発見する。その筆頭が「不便さ」だ。ニポンから伊国を訪れる人はいろんなことに驚く。まず第一にその「不便さ…

ZUのライブ

に逝ってきました。「音楽」というのは意外や記憶とダイレクトに結びついているものだと常々おもっていましたが、「音色」というのもまた記憶を呼び覚ますものだと。おもった。そんなわけで、とつても素敵、久しぶりに気持ちよいおもいをしたライブだったの…

今日は芝居

をみてきました。「友人の友人が衣装を担当した」ストリートプレイの初日。本当は、行く前に少しの躊躇いがあった。理由はふたつ。 1)国を問わず芝居はハズす確率が最も高い見せ物である(と、わたしは経験から信じている)。 2)わたしの友人は来ないう…

ユメ

「大勢の人の前で言ってはいけない余計なことをうっかり言ってしまい、その状況を収集すべく別な誰かをスケープゴートにして逃げた」。という夢をみてしまった。もちろんこの卑怯な輩は私自身でございます。あああ嫌な夢。嫌なわたくし。でもありえるw。気を…