まだ揺れている。

イタリアの政界。先日、この日記をつけた翌日に、ベルルスコ"ニーニ"は辞表を出し、チャンピ大統領はそれを受けて彼に新たな組閣リストの提出を言い渡し、いまそのリストがあがってくるのをみんな待っているのか、待っていない(観たくない聞きたくない)かは知らないが、とにかくそんな状況にある。
余談だが、辞職の際の演説を、国営放送RAIは「何かの故障があって」中継「できず」、結局、生中継で演説を国民に流すことができたのは、主要地上波7局のうち、ベルルスコ”ニーニ”の息がかかっていない「La7」という局だけだったと翌日の日刊紙が伝えていた。


月曜日は祝日。4月25日は俗にいう「解放記念日」だ。連休ということで、人々は出かけている。街には人がいない。パソコンの前にすわってニュースを追っているわたしは、バカみたいだ。いや、おそらくバカなのだ。