2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

おまいらいいかげんにしろよ

...と360度に向けて叫びたいのに叫べないストレス。

川内倫子の写真展

なにかを見たり触ったりしたときの感想というのはいろいろある。きれいだとかカワイイとか斬新だとか○○っぽいとか●●がすてきだとか云々。そしてわたしはここ数年、まず「懐かしい」という感想をもつことがとても多い。人生を折り返した証拠かもしれない。い…

からリスボンへ逃亡

してきたわけですが。予想通り枯れててしょっぱく「おわっちゃった町」という空気に満ちていたわけですが。何をしたかというとただひたすら歩いていただけで、というかリスボンは坂の町なので登って下って登って登って下って登ってを永遠に繰り返していたわ…

リスボンばなしを

書きたいのだがむちゃくちゃいそがしい。

邪魅の雫

京極夏彦、もうすぐ新刊でますね。「オンモラキノキズ」はガックリだったが、もうここは何も考えずにハイ、予約。しかし読むのは次のニポン帰国時まで待たねばならん...だから読んだ人も当ブログにはコメント禁止です。よろひく。 ASIN:4061824384

5ひきですよセンセイ...

「鰯の塩焼き」というのはもっとつつましやかなものではないのか。atリスボン

本日のようこそ!

キーワード「ペンギンの呼吸のしかた」でYahoo!検索かけて、ここへ飛んで来られた方。 誰だか知らぬがようこそ! もーにほんの手おーきくひろげて歓迎。 で、調べものの役にはたった...わけないですよねぇ..ごめんなさいねぇ... わたしはしあわせに笑わせて…

自分を嗤うための第三の眼

昨日、伊国の歴史書の紹介文で「歴史書を読んで高笑いしたのは初めてだ」と書いた。繰り返すが、このいたってまじめな目的で書かれた歴史書は、内容もいたってまじめなれっきとした歴史書なのだが、ところどころ爆発的に笑える。なぜか。 本の中で紹介されて…

知らない間に

見沢知廉も奥崎謙三も、すでに昨年、この世の人ではなくなっていた。やばい。完全な浦島太郎である。大きくしょっく。局地的にしかメジャーでない方々の訃報記事は、外地では拾えないことが多い。以後気をつけなければ。 心より合掌。

L'italia contemporanea 1943-1998

第二次世界大戦時、独国と伊国とニポンはつるんでいた。ここまでは、歴史の勉強をしたことがある人ならおそらく誰でもしっている。当時の伊国ではムッソリーニという世間で言うところのファシストが政権をとっていた。これも、世界史を勉強したことがある人…

蛍川・泥の川

宮本輝さんというひとは、あらゆることに対してとても優しい視線をもった懐の深い人なのだろうなぁと、彼の著作を読むたびに勝手に想像する。ショッキングなエピソードとか奇をてらった描写とか計算高くズラした視点とかで瞬間芸的に人目をひこうとする制作…

[読書]国家の品格

著者はお茶大理学部教授で新田次郎の息子。内容は新しくはないとおもうけれど「わかりやすい言葉」で書いてあることに一票。ところで...Amazonで129位って...売れてるんですねコレ。この本が売れるということが、1:ニポンの状況的に、2:出版業界内幕的に「…

腐りゆく天使

これは、すごかった。なんかこうあらゆる意味で。これまで同著者のものは「陰陽師」の小説とマンガしか読んだことがなかったのだが、深く反省、して読後に思わず岩波の萩原朔太郎詩集をAmazon購入してしまつたw。 腐りゆく天使 夢枕獏著/文藝春秋/2000年/…

村上春樹

村上春樹ぎらいである。といっても初期の頃のものを何冊か読んで嫌いになってしまったので、実は「あんまり村上春樹を知らない村上春樹ぎらい」である。そんな自分を反省して何年かぶりに(これまた入手できたものを)手に取ってみた。でも、風が頬をなでる…

梨木香歩

本当は、ここのところ凄いペースでニポン語の本を読んでいる。要は怠けているわけだ。 Contractio氏のブログで、梨木香歩という作家の存在を知った。Contractio氏の読んだ本が備忘録的に死ぬほど掲載されていながら、そこに(マンガ以外の)フィクションは皆…

李歐

APPLEのibookの充電池が「燃えた」ちうニュースを巨匠に聞くまで知らず、慌てて調べたらばわたしのもリコール対象であった。ニポンからは伊国までは送ってくれないみたいなので、仕方なく伊語のサイトで交換申請をしたのだが...ちゃんと送ってくれるのか...…

悪いけど

読書三昧。じゃましないでくれる。 今月は「Asparago Antipatica week」です(略してAA)。邦訳すると「Asparago 嫌われる人を目指す週間」。どぞよろしく。

誰も知らない

友人HがDVDをくれたおかげでようやく観ることができた。2004年のカンヌで主演男優賞をとり、さんざん話題になったからして本当に いまさら だったのだが、「ワンダフルライフ」「幻の光」「ディスタンス」と、是枝作品はいわゆるハズレがない。とおもう。す…