2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
とはもともとネガティブなことだけを意味する単語ではないのに、「魂胆」と聞いたとたんに「悪だくみ」「奸計」などそっちばかりが頭に浮かぶ。 コンタン。ヤな語感ですね。 愛想よく近づいてこられて「なにかコンタンがあるのではないか」とつい疑ってしま…
お仕事のためまた南下せねばならず、このたびは「決死の猛獣つかい」な気分なのだが、死んでしまう前に読むにこれほど相応しい本もあるまい(嗤。 Wikipediaでいちいち登場人物のツラを確認しながら読み読みする。こういう話はホラやっぱり顔が見えるとドン…
伊国のGabriele Muccinoが監督、ウィル・スミス側からの希望でふたりが組んだという話題があったがゆえに観たのだが...ごめん、この映画とってもきらい。以上。 ガブリエレ・ムッチーノ監督/米国/2006年 出演:ウィル・スミス、ジェイディン・クリストファー…
...さてなんでしょう。 「希少なドーブツ?」と応えたアナタ、そこのアナタ、熊野へ逝って修行する。
「アモーレス・ペロス」「21グラム」のイニャリトゥ監督の...などともう言う必要はあるまい、ニポンでもさんざん話題になったのだから。それをいまさら観た。時間軸がズレているのはあいかわらずなのだけれど、今回は4つのストーリー並行する「同時進行モノ…
というわけでふたたび吠え。 今日もまたミラノ市内のいつものバールでおんなじ顔顔顔の前で「デキる奴はみんな外国へ出ていく」とグチってるおまいら。わかってるのかそのシーン自体もうすでに「小咄」だと。
いわゆるいっぱしの大人で(定義はばっくりしているがまぁ)、とりたてて用もなく、20年来の幼な友達(たち)と未だに週1回は必ず会うという人がニポンにはどのぐらいいるだろうか。職場の同僚ではない特定の友人(たち)と、週に3〜4度は顔をあわせる-共…
食い意地がはった家で育ったため、わたしは「おいしいもの好き」である。グルメというのではない。食道楽などという気取ったものでもない。ただ、そのときどきに食べたいものを(かなり)真剣に考え、それがまずいと気が腐る。というわけで仄かな自信をもっ…
先週までローマ、今日までボローニャで作品展示&販売を行っているテキスタイル・アーティストの河合真水氏が、さらに伊国を北上、来週からミラノで伊国女性アーティストとともに2人展を開く。今回のテーマは「つぎはぎ」だとか。初日は18時30分からオープ…
ベタベタにニポン語な本を読んだ後の翻訳モノというのは、どうしてもニポン語的に今ひとつの気がしてしまう。これは翻訳者のせいばかりではなく、翻訳という行為自体につきまという「どうにもしようがないコト」なんだろっか。だろうね。ニポン語が練られて…
本日会話したひと:ふたり 今日の歩数:たぶん200歩ぐらい 南での仕事から戻り、なんだかんだと人に会った数日を経て、ようやく家から1歩も出ないという幸運にたどり着いた。あまりの動かなさにさすがに少し不安になりストレッチなどえいこらえいこらとしつ…
マーヴィン・ピーク著/横山茂雄訳/国書刊行会/2000年/ISBN:4336042063 すてきな訳だなぁと思ったら、横山茂雄とは稲生平太郎またの名を法水金太郎の本名であるらしい。幻想文学とオカルティズムが専門の教授であり作家。この本は、内容もさることながら…