2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

運動しませふ宣言

酒飲みで喫煙者で遅寝遅起きの出不精。「ナチュラルに暮らす」と限りなく不健康になってしまう私が、9年ぶりにスポーツをしました。15年ぶりにテニスをしたのです。 代返とノートのコピーで単位をとった大学時代、授業の始まる8時40分にはすでに校内のコー…

強迫症

蚊がいると眠れないんですよ。見えなくても「家の中に1匹はいることを知ってしまっている」と眠れないんです。トロトロしていると必ずあのブーンという音が聞こえてくる、それがわかっているから眠れないんです。 この1時間で「ぢゆうななひき」の蚊を抹殺…

の大学

を卒業するのはかなり難儀である。とりわけ医学とか薬学とか数学とか物理とか工学とか理系の学生は大変だ。友人Mは生物学部の学生だが、たとえば「免疫学」という1科目だけでも、その試験範囲はハリーポッター全巻分ぐらいある。それを覚えるだけでなく、試…

祝・ハリーポッター完走

働いたり飲んだり旅したりの合間をぬってハリーポッター最終巻を完走いたしました。英語だったせいもあり並ならぬ達成感と目の使い過ぎの頭痛を感じている今、この勢いを借りてネタバレ必至のあらすじなどここに書いてみようかと思ったのだけれど、それこそ…

国有財産を競売にかける国

国が持っている歴史的-芸術的価値のある建築物を「競売にかけて貸す」などという話を聞くと、伊国経済は本当に崖っぷちにあるのだなぁとシミジミする。最初はなんと売っぱらってしまおうと考えていたらしいが、さすがに国有財産や文化財指定の建築物となれば…

Roberto Savianoの帰還

ロベルト・サヴィアーノは、昨年、ナポリのマフィア・カモッラの内幕を暴いた著書「Gomorra」を発表した。当然ながら書かれたほうが黙っているはずはなく、発売後まもなく彼は「ベストセラー作家」と「脅しのターゲット」というふたつの身分を得るに至る。政…

の墓地

心地よい秋日和に誘われ、趣味と実益を兼ねて墓地へ逝ってきました。ミラノ市内にあるCimitero Monumentale--直訳すると「記念墓地」--は、建築家カルロ・マチャキーニがコンペに勝ってデザインし、1866年、あっち側へ逝った人のみという限定的入居がスター…

"使い立て"と"すべからく"

○ お使い立てしてすみません。 × お使い立ていただけます。 会社の公式サイトで間違うのははずかしいよ。 「すべからく」は「〜すべし」で受ける。 大作家が著書中で間違うのははずかしいよ。

La Banda Dei Brocchi

友人Aに薦められてこちらも買ってみたよ。Jonathan Coeを伊訳で読むのはとても不毛な気がするのだけれど、ざっとAmasonを見た限りではもしや邦訳は出ていないのかもしれぬ。なぜ。これだけ売れてる作家なのに。詳細は読後に。

HORRY POTTER and the Deathly Hallows

伊語版は来年1月5日まで待たねばならぬというので英語で買ってみたよ。今夜はきっと眠れないよ。

ご冥福をお祈りいたします

非常に遅ればせながら昨年亡くなられた翻訳家・浅羽莢子氏に。一体どんな引き出しを持っていればこんな訳ができるのでしょう。以下「ゴーメンガースト」より引用。 ー日々は月々を磨り減らし、月々は年々(としどし)を磨り減らし、幾多の瞬間の奔流が荒波さ…

生中継

朝5時半に家に帰り着き安らかに眠っていたら突然大音響でマーチが聴こえてきた。なんだなんだと時計を見たらば8時半、まだ早いぢゃないかと悪態をつくがマーチは止まずそして気づいた。これはライブだ。半分だけ目を開けつつトイレの窓から下を覗く。 アパ…

怒る

前にも似たようなことを書いているが、伊人を相手に怒るのはむつかしい。ヒトは怒ったときにいろいろな態度に出る。それでも大枠では、顕われかたはみっつぐらいかと。 1.黙って怒りの波動をジトと流す 2.冷静に自分の正当性を主張する 3.逆上してわめくキレ…

モードの街とは言うけれど

仕事明け。先日の話題がすでに古くなってしまったので、見なかったことにして次へ進む。地球は望まずともグングンまわつているのだ。 伊人は(とくにミラノの?)人が身につけているものをかなりよく見ている。見ていないような顔をしてしっかりチェックして…

の祟りでしょうか

ひどい風邪をひいていました。普段は「やばいつかまった」とおもった時点で瞬殺するのですが、今回は愛されてやまず。鼻から水をすって口から出すという最終兵器までつかってしまつた。聞くとバッチイけど効きますよこれは。 そんなここ数日、友達は新聞と本…

亡国のイージス

ニポンから戻って休むことなく人に会ったりしていたのですが、昨日は家から一歩も出ず、ひとことも発せずw。夏の疲れがたまって力つきたというよりは、読み出したらとまらなくなったというのが正しい。 亡国のイージス 上/下 福井晴敏著/講談社文庫/2002…