バッド・エデュケーション

やっとみましたペドロ・アルモドバルの最新作。といっても去年のカンヌに招待されていたからもうしばらく前のことになりますが。そういえば彼は、スペイン映画芸術科学アカデミーを脱会したと聞いたが、その後どうしたのだろう。してこの映画、つまらなくはないのだが、とりたてて変わったところもない。観終わったあと「で？」と。あの独特の空気感、雰囲気にいつも騙されがちだが、彼の映画は「背骨が通ってないこと」が多いと私は思う。ま、ガエル・ガルシアの女装とフェレ・マルティネスの顔が色っぽかったからヨシとしよう。むふ。

スペイン人の映画好きな友人によれば、スペインの監督というとアルモドバルばかりが話題にのぼるけれども、当地にはもっといい映画を撮る人がたくさんいると。アレハンドロ・アメナバル以外にも、たくさん若手の名前を挙げられたのだが、酔っぱらっていたのできれいに忘れてしまった。こんど聞いとく。

バッド・エデュケーション／La mala educacion
監督：ペドロ・アルモドバル／スペイン／2004年
出演：ガエル・ガルシア・ベルナル／フェレ・マルティネス／ハヴィエル・カマラ他

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