鏡の影

友人たちの顔が暗い。どうした。ミラノに冬が来たのだ。朝6時、「トトトトトト」という前ふりの音とともに全館暖房が入る。ふとんから出たくない。からして。


1993年に新潮社から出版されたが、後に出た平野啓一郎氏の「日蝕」がこの本の内容に酷似しているという議論が巻き起こって絶版(おい!)、ブッキングが再版したという経緯のある1冊。てなわけで、わたしはいま「日蝕」を読んでいるのですがw。
鏡の影
佐藤亜紀著/2003年/ブッキング/ISBN:4835440706