バットマン・ビギンズ
頭を使いたくない夜だったので頭を使わなくていい映画を観る。いままでバットマン・シリーズというのは観たことがなかったどころか、気にしたこともなかった。「●○マン」なるもので、わたしが真剣になったのは「ウルトラマン」だけである。
ではあるがぼんやりと「なんかこう無敵で万能で都合がいいんだろうな」というイメージはもっていた。なんせ「●○マン」なのだもの。ところが。バットマンて、意外と地道なのね。衣装や装備は自前-手作りだし、バットマンへの変身準備にも時間かかるし --いちいちおうちに帰らなければいけないw --、鍛えただけで所詮あなたやわたしと変わらぬニンゲンだし。スーパーマンとかスパイダーマンとかキャットウーマンとかキューティーハニーのほうが、変身簡単で多分つよいぞ。その地道さ加減に「ばんばれ」と思わず言いたくなってしまつたわたし。
バットマン・ビギンズ/Batman Begins
クリストファー・ノーラン監督/アメリカ/2005年
出演:クリスチャン・ベイル、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン他