ソリッド・ステイト・サヴァイバー

昨日、ミラノのあちこちの盛り(踊り場)でコンピュータ演奏をしている友人(伊-雄)に久々に会い、YMOで盛り上がってしまつた。なぜいまYMO。伊国の音楽事情はかくも遅れているのだが、勢い、懐かしさにAmazonでCD購入しちまった。という告白w。


ドーナツ盤しかない時代に聴いたおんがくの、CD再販モノをつい買ってしまう。「あの曲、もいっかい聴いてみたいな」という想いには「当時を懐かしむ」という感傷も含まれているのだろうが、とまれそうして買ってみたCDには、当たりもあれはハズレもある。音楽的にどうこうと難しいことはわからないが、簡単に言えば「いま聴いても違和感がない」ものと「いま聴いてみるとめっぽう寒いもの」だ。それもあくまで個人的な印象だけれども。


恥ずかしながら告白すれば、80年代のレコードのCD再販モノが我が家にはすでに何枚かある。大瀧詠一の「ALONG VACATION」、松任谷由実の「昨晩お会いしましょう」、サザンの「ヌード・マン」、さだまさしの「風見鶏」....赤面。今はユーミンもサザンもさだまさしも聴かぬが、20年の時がたっても古さを感じさせない曲は意外と多い。しかしそんな中で、聴くなり青ざめてしまった1枚がある。ZELDAの「ラヴ・リヴ・ライフ」。当時はあんなに繰り返し繰り返し聴いていたのにいやはや。歳をとらぬ音楽というのはあるが、こちらは確実に歳をとる。ま、そういうことでしょっかね。