四日間の奇蹟

本をいただいたのをいいことに引きこもり読みまくり。第一回「このミステリーがすごい」で大賞をとったこの作品。だけれども私的には40点。たしかに読ませるのだけど、扱っているテーマも、それを見せるための仕掛けも、手あかがついている感が否めない。「肉体という器と、そこに宿る心」を主題にした作品では、もっと怖いものがいくらでもある。
四日間の奇蹟
朝倉卓哉著/宝島社文庫/2004年/725円