5分後の世界

ニポン語の本がよみたい。よみたい。よみたい。仕方ないので友人M宅から盗んだ。グロな戦闘シーンを、そゆのはとてもとても苦手なくせに、つい普段の倍の時間をかけて舐めるように読んでしまつた。ナパーム弾とかはらわたとかの夢をみそうだ。小説自体もそれだけ「読ませる」ものなのだけど、渡部直己のあとがきにも唸る。

5分後の世界
村上龍著/幻冬社文庫/1997年/ISBN:4877284443


そういや先月、伊国で村上龍氏の訳本が出た。邦題「イン・ザ・ミソスープ」。あの小説は表紙が怖いのだが伊版では変わっていたのでガックシである。著者の伊訳は「限りなく透明に近いブルー」「トパーズ」そしてこれが3冊目だ。しかし、誰がどういうセレクションをしてこのラインナップになったのか。わたしは伊友人の読書好きに「コインロッカー・ベイビーズ」と「希望の国エクソダス」を読ませたいのだが・・・訳者さんばんばれ。