仕事と友情(?)

仕事のために約束をひとつ反故にしてしまつた。やむをえなかったのだが。約束をしていた相手はいたく傷ついたらしい。ドタキャンなわたしが全面的に悪いのだが、何日も先の約束をしない(できない)、あるいはドタキャンも当たり前な友人知人が周囲にいつのまにか増えていたせいか、「傷ついた」と言われてなんだかとても意外な気がしてしまったのも事実。断っておくが「いいかげんな友人」しかいないわけではない。「忙しい友人」も多いせいだ。


いずれにしろ本気ですまないと思っているのだが、おしごとゆえのドタキャンゆえに、いたしかたあるまいてな思いも正直なくはない。言い訳にしか聞こえないかもしれないが、わたしレベルの異人が異国で食うのは本当に容易なことではない。「自転車操業」あたりまえ。「残高僅か」日常。「緊縮財政」なにをいまさら。「スーパー安売り」行きつけ。「外食禁止」そもそもしてない。「禁煙禁酒」それはできない。


話がそれたが。仕事か友人との約束か。どちらも状況によるがゆえ簡単にどちらかは選べないが、ものすごい手前勝手を言えば「仕事だからごめんなさい」と謝ったときに「しかたないわねぇ」と諦めてくれるか「ばかやろー」とおもいっきり怒るか、どちらかの反応をしてくれるとものすごく助かる。結局、勝手な私のまわりには、そういう友人しか残らないのだろうが。

てことはいずれにせよ、傷つけてしまったわたしが広い意味で「考え無し」だったのだろう。