ローマの休日-自慢

ちょびっとの間でしたが、ローマの休日してきました。バイクの後ろにのっかって、コロッセオを掠めてぶおおおおと走る。という。運転する友はグレゴリー・ペックというわけにはいかず、わたしもオードリーではぜんぜんないのだが、いや第三者的に描写すればきっと「出前中の蕎麦屋と、後ろにのっかってる岡持」てな風情なのだが(友よごめん)、それでも気分は王女サマ。ローマというのは、そういう街です。


スコンと明るく、多分にいかがわしく、時折いきなり感傷を誘う(言葉はちと痒いが)。そんな街を後にして、ここミラノに帰って来てみると、なんだかやたらと気が滅入る。「宴の後」とはこういうことを言うのですね。アン王女もきっと、祖国に帰った後は、こんな気分だったのじゃなかろうか。


いつか絶対住んでやる。みておれローマ。