走ることについて語るときに僕の語ること

見事になにもする気がおきないわけですが。そんなわけで友人Tが仕事先で入手してきたという村上春樹を読む。前にも書きましたが、私の読書リストの範疇外にある方なのですが、言葉の選びかたとか、やっぱりすごいですよね。さりげなく、くすりと嗤ってしまつたり。本当は「売れているとなんでも本にできるのだなぁ」という恨み言のひとつも書こうかと思ったのだが、どうやらこのメモワール(と著者はこの著作を呼んでいる)からすると、村上氏は非常にまぢめな方のようなので、私ごときがとやかく言っては悪い。という気になた読後。


いや本当は読まなければ-読みたいものがたんとあるのだが、新聞も4日前から溜まっているわけですが、なんかこう寄りつく気分にならず。ああ。ミラノの11月、大体毎年このパタン(言い訳)。


走ることについて語るときに僕の語ること
村上春樹著/文藝春秋/2007年