でエイゴ

ダブリンに滞在してから2年がたち、頭はすっかりデフォルトに戻り。エイゴを再度やらなければいけない、という切実な思いはかつてからあったのだが、始めるきっかけがないままにだらだらときた。して、始めなければいけないきっかけが訪れて焦っているわたしである。


伊国で暮らし始めてから、以前に比べれば、エイゴも出やすくなった。異国語を話すという脳みそを毎日使っているせい、そして異国語を話すという事態自体に慣れたせいだと思う。簡単に言えば、照れはない、臆することもない、変な気構えもない。しかし、それと「きちんとしたエイゴがきちんと使える」というのは別のことである。


文法はガッコで11年間もやった。だからあとは再びの実践、慣れるのみである。かくしてわたしは伊国にてイングリッシュな生活を送る決意をした。BBCネットラジオを終日流す、読む小説はすべてエイゴのものに、音楽もエイゴのものだけ、エイゴの話せる伊友人とはエイゴで話す、そして毎日2時間、とっくに忘れてしまった文法-単語のおさらいをする。という計画を1日実行してみたらば、もうしゃべれる気になっているから図々しい。


しかし。「しゃべれないかも」という不安を「絶対しゃべれる」という自信に変えることが、異国語を使うにあたってまずは大事なことだ。と、わたしは経験上おもう。だからいいのだ。進めasparago。