布の展覧会atミラノ

まだ誰も見ていないだろうしかも日本の「はてな」に、こういう告知を載せて意味があるのか。
・・・・ということを考えてみるために書いてみる。


河合真水個展『WABI SABI CHIC』
会期:2004年10月12日〜23日 ギャラリーSURIMONO:corso monforte 25, Milano Italy
http://www.surimono.it (ギャラリー公式HP)
初日にはレセプション・パーティがあります。'手まり寿司'が食べられる!はず。


テキスタイル・デザイナー河合真水(かわい・まみ)氏のイタリア初個展。手染めした布や、自ら染めた生糸で織り上げた布を使って、日常生活で使えるテキスタイル作品を創りました。今回のテーマはタイトルどおり「和」ですが、通常の創作活動においては、既存のジャンル分けにはハマらないオリジナル色の強い作品を生み続けています。

      • って、私は誰に向かって告知しているのだろう。ま、いっか。


数十年も日本人をしていながら、はたおり機で布を織るという光景をナマで見たのは初めてでした。
'はたおり'はたいへんな作業です。しかし布とゆーものは、どんなに凝ったデザインであっても、基本的には「横」「縦」そして「交互」「交差」という至ってシンプルな発想から成っています。 'はたおり' は、それら「シンプル」が「フクザツ」へと変わっていくさまを、目の当たりにわかりやすく見せてくれる作業のような気がしました。そしてまた、その変化には、なにかまたまったく別の「フクザツ」なものが関わっている。そんな想像をさせる作業でした。


なお、河合真水氏の作品は個別注文もできます。HPは・・・早くつくれ。