Sussurri e Grida

仕事あけの深夜の上映会第二弾、名付けてwイングマール・ベルイマン週間。末期ガンで床についている次女の世話をする長女と三女。彼女が死んだとき、残された姉妹はそれぞれの想い、それまで抱いていた憎しみをぶちまける。次女はそれを「知らずに」死ぬ。先日の「秋のソナタ」同様、ここでも伝達不能性=「たとえ伝えてみたところで伝わらないということ」が底にある。気がする。


日本ではビデオは絶版の模様...。


Sussurri e Grida
原題:Viskninger Och Rop/邦題:叫びとささやき
イングマール・ベルイマン監督/1972年/スエーデン
出演:イングリッド・チューリン、ハリエット・アンデルセン・リヴ・ウルマンほか